池上梅園をご紹介いたします。本文は大田区のホームページなどの情報を中心として、いくつかの文献の文章を組み合わせております。
間違い等ございましたらご指摘いただければと思います。転載、引用としてご自由にご利用ください。 作成:(株)パラファミリー 福田康弘
池上梅園は丘陵傾斜を利用した庭園で、四季折々の風情を楽しむことができる都内屈指の梅の名所です。2月から3月にかけて7万人ものお客様が来場されます。園内には30種、紅白約370本の梅が植えられています。区の花であるウメが約370本あり、初春には芳香を放ちながら紅白の花が咲き乱れます。また、ツツジ約800株をはじめとする樹木や、茶室、和室の施設、水琴窟があります。平成25年2月に見晴台へつながるデッキが新たに設置され、より梅の花を楽しんでいただきやすくなりました。
梅のほかには、800株のツツジや20本のボタンなど50種500本の樹木があり、季節ごとに様々な種類の樹木を楽しむことができます。
大田区の花はウメです
大田区の木である「クスノキ」と同じく、昭和51年に区の花として制定されました。古くから大田区の土地になじみ、歴史的な由緒も深いウメ。花は清楚にして気品に満ち、早春、寒さに負けず咲くその姿は、 若い世代の人が多い大田区には特にふさわしいものとして制定されました。
茶室・和室
池上梅園には3つの茶室・和室があり、 うぐいすネットで予約ができます。抽選申し込みは、使用日の属する月の4ヵ月前の15日から月末まで(抽選は、使用日の属する月の3ヶ月前の1日)
茶室(清月庵)
広さ 5畳、5畳、9畳(1棟)
利用料
午前:午前9時から正午 1,400円
午後:午後1時から午後4時30分 2,200円
ご注意
区外利用者の使用料は約2割増し
清月庵の由来の由来
この茶室は伊東深水のアトリエを設計した数寄屋建築の設計家、川尻善治氏が自宅に建てた離れ家でした。
川尻家は、大正の一時期、池上門前で温室園芸と料理屋を営み、その一角にこの離れ家を建てました。
その後、マンション建設が計画され、保存運動が起こり、保存に尽力された大田区在住の華道・茶道家、中島恭名氏が買い取り大田区へ寄付されました。
区は、深水・善治の両氏とゆかりの深いこの梅園に再建して「清月庵」と命名し、平成元年から茶室として公開しています。
茶室(聴雨庵)
広さ 3畳、7畳、9畳(1棟)
利用料
午前:午前9時から正午 2,700円
午後:午後1時から午後4時30分 4,200円
ご注意
区外利用者の使用料は約2割増し
聴雨庵の由来
政治家、藤山愛一郎氏所有の茶室でしたが、昭和58年に藤友倶楽部から大田区に寄贈されました。芝白金の自宅には三棟の茶室があり、海外の来賓を招くなど民間外交の実をあげた所でもあります。
戦時中の昭和19年には、東条内閣打倒密議が岡田啓介・米内光正・末次信正らを集めて聴雨庵の中で行われました。聴雨庵の名前の由来は、藤山雷太翁の号を「雨田」と称したところからとも言われていますが、確証はありません。
和室
広さ 8畳(3室)
利用料
午前:午前9時から正午 600円
午後:午後1時から午後4時30分 840円
ご注意
区外利用者の使用料は約2割増し
池上梅園の概要
アクセス | 所在地 |
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東急池上線「池上駅」下車 徒歩約20分 都営地下鉄浅草線「西馬込駅」下車 徒歩約10分 東急バス「本門寺裏」バス停下車 すぐ |
東京都大田区池上2-1-13 [地図] |
開園時間 | 入園料 |
午前9時から午後4時30分まで(入園受付は午後4時まで) 2月・3月を除く月曜、年末年始(月曜日が休日の場合は次の平日) |
大人(16歳以上65歳未満)100円 小人(6歳以上16歳未満)20円 次の方はお申し出があれば無料(確認できる書類をお持ちください)
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問い合わせ | ホームページ |
池上梅園事務所 電話:03-3753-1658 大森まちなみ維持課 電話:03-5764-0643 |
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/park/ikegamibaien.html |